隣に続いて、こちらもマリエッタメッツォバーラのデザイン。 二色の‘Kirsikat’(さくらんぼ)が連なっています。 もともとメッツォバーラが手がけるデザインは、お花モチーフがほとんど(それも大変斬新で大胆なものです)から、この画材はかなり珍しいと言えます。
でも、そこは彼女の手によるもの。 まんまる たわわなさくらんぼも意外なほど渋い地色が背景です。 子供っぽくなりがちなモチーフは、全体的にはストレートラインに見立てられ、プリティー/ラブリーの類に終始しない、そこに、この生地が放つ素晴らしいデザイナー性を感じます。
{ファブリック、特に大判ヴィンテージ品については、お手にとってのショッピングではございませんので、色・質感をなるべくお伝えできるよう、写真を多めにしております。 プラス
記述でも詳細を努めたいと思います。}
上3枚は、屋外で撮ったもので、陽当たり・陰と併せてご覧いただけますし、全体のバランスや鮮やかさがおわかりいただけます。 下2枚は、室内の撮影です。 お色味は、地色に関しては一番下の写真が、より実物に忠実です。 地色は、グレイがかった落ち着いた紫で、なんとも不思議な色です。 さくらんぼ部分は、撮影ではなかなか実物どおりいかないのですが、とても濃いピンクと、赤紫の2色です。 また、実際は枝のグリーン部が結構きいています。 ふちに関しては、こちらは丁寧に1cmほどずつ縫製されています。
素材: 軽くも重くもない、ミディアムの重量のコットン。
Cond. 切れ・よごれ・色あせ等のダメージなしのベリーグッドな状態。 地色は、和にも通じる色...例えば竹久夢二の描く女性像の着物の色のようです。 リアルヴィンテージです。
Size: 約 幅128cm 長さ227cm
●さくらんぼ
(タンペラ)
#7FB-07007
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このように(向こう側)
1cmくらいのふち縫いがなされています
たなの上にかけてみたら、なんだか
ケーキみたいになりました
`Kirsikat' Metsovaara design Made in Finland
この地色がほぼ実物と同じです |