次にきましたのは、大きいサイズ。 弊店では、今までにこのサイズのものは複数、卒業して新たな持ち主さんのところへ出発してきました。 やはり、「赤」はいいです。 基本です。 以前も書かせていただきましたが、結局のことろこんなに名を馳せ、ひとに長年愛されるまでになったポットが赤からスタートしたのは、アンティが戦後復興にこれだ、と入れ込んだ色だったのです。
Cond. パーコレータまで一式そろった、ダメージのないエクセレントな状態。 本体の外側・内側とも深刻なスクラッチもかけもありません。 本体内側のふち近くに、もやもやしたグレイのよごれや、洗い跡のようなグレイの線などがありますが、こちらは製造上のものです。 本体内部の底には、パーコレータの底にあたった跡が、ごくわずかにあります。 本体外側の右側面に、目を凝らしてわかる程度の、白っぽいしみが、まるくあります。 ふたの内側にごく小さな(3mmの)エナメルのかけがあります。 取っ手の付け根が少し汚れていますが、丁寧なおそうじで落ちるものです。 本体底は、少し使用感が残り、わずかにさびも見られます。 (どちらも写真ご参照) パーコレータは、ごくわずかな使用感があります。 全体的には、「新品」として箱に入ったものではない品としては、これ以上にない、最高のコンディションといえます。 詳細は写真でもご確認くださいませ。
Size:約 上φ10cm 底φ14.7cm
高さ19.5cm
幅(最大:もち手〜口)23.8cm
容量1.5リットル
※いいものをよりお安く♪♪コンディションでこの価格は、弊店ならではの自信のものです!
●フィネル ポット
(レッド・大)
#2A-07099
在庫ございません
ある日の毎日新聞に、高橋哲哉さんという哲学者(福島県ご出身)のインタビュー記事がのってました。
それに私は、あっとなるほど同じ感覚をもちました。いま、私たちは第二次大戦後と同じだといいます。8/15と3/11です。だれかの、尊い命や夢の犠牲をはらうことでしか成り立たない社会をくりかえしたのです。(くりかえそうとしているのです。)
とてもはしょってしまってますが、詳しくお読みになりたい方は、6月17日(夕刊)を、ぜひたどってみてください。「日本よ」というタイトルです。
一方、昨日はテレ朝で、まことに幻滅する番組を目にしました。
原発廃止について、代替エネルギーや電気料金などの悲観的見方から、日本の経済が減退して考えものだから、実は考え誤らないように、という思想を視聴者に完全誘導する司会でした。
命はいいのでしょうか。数万ものかたたちの夢を押しつぶしても自分さえよければいい日本ですか、もとより経済なんてとっくに減速してきてたこの国に、良民と被爆労働者(95%が下請け孫請けです!)のさらなる犠牲をしいることでどんな繁栄があるのでしょうか、そこは語られないのか、と、はがゆさと無念さで一杯になりました。
..。こわれているものって、なんでしょう。再生不可の焦土に見える箇所って、本当はどこなのでしょう。
ひとりよがりのないエネルギー。いま戦後なら、それこそが、過去半世紀で不可能を可能にしてきた日本がひとつになりえる、唯一の光だと思うのです。
アンティだったら、今の日本にどんな色のポットが似合うと考えるでしょうか...。
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取っ手の付け根に少しよごれです
ふたの側面に薄い円形の変色(白っぽいしみ)
(中央より右より)
本体側面に薄い円形の変色(白っぽいしみ)
(中央)
小さなエナメルのかけ
底はほんの少しさびが見られます
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