アラビアきっての女流実力派デザイナー ライヤウォシキネンの代表作、Emiliaシリーズ。 19世紀の上層階級の人たちをモチーフにしているようで、紳士淑女が花の中をお散歩している様子の画です。 実際お花を活けなくても、存在感は十分、置いただけであたりの空気を優しくしてく
れる、オーラに満ちたアイテムです。
Cond. 大きなダメージのないベリ-グッド〜エクセレントな状態。唯一、外側の底に近い部分にごく小さな傷のようなものがあります。(写真ご参照)。 釉薬の中で起こっているので、貫入とも考えられますが、詳細は不明です。 また、内側の底の一部に、小さな褐色のぽつぽつの点がいくつか見られます。(小さくて奥まっていて写真には撮れませんでした)。
Size: 約φ4.7cm 高さ21cm
幅(口〜もち手の端)9.5cm
このシリーズは製造年が古いうえ、繊細な線描が関係する製造上、ペイントロスや貫入(クレージングと呼ばれる釉薬のひび))が典型としてよく見られます。 が、こちらは取り立てて述べるほどの大きなダメージのない、貴重な一品です。
●エミリア
(水差し)
#2A-07008
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繊細な絵もくっきり
ぐるり丁寧に描かれています
登場する小物にも見とれてしまいます
口の内側にもデザインのこだわりが
男性の足下(右)の花の下にわずかに貫入のような跡 |